カタログ請求 お見積り 料金が知りたい
Column
お役立ちコラム

Categories

2023.12.05
屋根外壁調査

外壁塗装に必要な期間は?各工程や作業日数を詳しく解説!

外壁塗装にはどれくらいの日数がかかるかご存じですか?外壁塗装作業中には、洗濯物が干せなかったり、窓を開けられなかったり、いつもより不便な生活となるので、作業日数を気にされる方も多いと思います。そこで今回は、外壁塗装の作業工程や流れ、作業日数について詳しく解説していきます。

外壁塗装の作業工程とかかる日数の目安は?

外壁塗装の作業日数は、季節や雨の有無、作業員の人数によっても期間は変わりますが、一般的な戸建て(約30坪2階建て)の外壁塗装にかかる日数は10日前後が一般的です。どのような工程があり、それぞれの作業工程にどのくらいの日数がかかるのかを見ていきます。

外壁塗装の作業工程

近隣への挨拶、工事準備

外壁塗装の作業は、足場の設置や高圧洗浄による騒音、塗料の匂いなどで近隣の方に迷惑がかかります。そのためトラブルを未然に防ぐためにも、工事前の近隣への挨拶はとても重要です。塗装業者が代わりに挨拶してくれる場合も多くありますが、業者が行ってくれない場合は自分で挨拶にいきましょう。

足場の設置、飛散防止シート(ネット)張り(1日)

外壁塗装をする際には、まず足場の設置と飛散防止シート(ネット)を張ります。これらは外壁の塗装工事を安全で効率よく行うために必要不可欠です。足場の設置により、手が届
きにくい箇所の作業を安全に行うことができます。飛散防止シート(ネット)は、高圧洗浄の水や塗料が近隣へ飛散するのを防止するためです。

足場の設置とシート(ネット)張りは、基本的に1日で終わります。

高圧洗浄(2日)

外壁塗装に先立ち、外壁に付着した汚れ、コケ・藻・カビなどを高圧洗浄で丁寧に洗い落とします。汚れがひどい場合は、「バイオ洗浄」といわれる薬剤を使った洗浄が行われ
ることもあります。高圧洗浄を丁寧に行うことで、塗料本来の耐久性が発揮され、塗料が剝がれにくくなります。また、塗料(下塗り材・プライマー)に防藻・防カビ効果が含
まれている材料を使用する事で再発を防ぐこともできます。

高圧洗浄の作業自体は基本的に1日で終わりますが、その後、1~2日かけて乾燥させます。

下処理(1~3日)

下地処理とは、外壁塗装前の下準備です。

新しく塗る塗料が一緒に剥がれおちるのを防ぐために、剥がれそうな古い塗装の膜をキレイに剥がしたり、平らにしたりします。劣化による傷みがひどくなければ、作業は1日
で終わりますが、劣化による傷みがひどい場合は、2~3日かかることもあります。下処理には以下の作業があります。

・ひび割れの補修

ひび割れ部分の清掃、プライマーの塗布、シーリング材の充填、モルタルで表面をきれいに埋めます。

・サビの除去

劣化した金属部の塗膜を除去、サビの削り取り、削り取ったサビなどが残らないよう、表面をきれいにします。

・木部の旧塗膜の除去

劣化した木部の塗膜を除去、木部の表面の目荒らし、細かい木くずなどが残らないよう、表面をきれいにします。

・シーリングの打ち替え・打ち増し

古いシーリングの撤去、両端をマスキングテープで養生、プライマーを塗布、シーリングの充填をします。

・パテ埋め

窪んだ部分を埋めて平らにします。

養生(1日)

養生は、塗装しない部分を保護シートやテープで覆う作業です。窓やインターフォン、エアコンの室外機や換気扇の換気口、雨樋や電気メーターなどがあります。

塗装(3日)

メインの外壁塗装作業は、下塗り・中塗り・上塗りの3回塗りが基本です。

それぞれ基本的に1日ずつかかり、計3日はかかります。何故3回塗りが必要なのか、それぞれに重要な役割があるので、解説します。

・下塗り

下塗りは、外壁と中塗り・上塗りで使われる塗料との間の接着剤的な役割を果たします。また、傷んだ外壁に、上塗り塗料が吸い込まれるのを防ぎます。そして塗膜の劣化を
抑え、塗膜の剥がれやひび割れなどの症状の先延ばしにする効果に加え、外壁の現在の色を隠すことによって、仕上がりがきれいになる効果もあります中塗り・上塗りとは異
なる塗料が使われ、「シーラー」や「プライマー」と呼ばれることが多いようです。

・中塗り、上塗り

中塗りと上塗りは基本的に一緒の塗料が使われます。2回塗ることによって塗料の性能を発揮し、防水性・防汚性・遮熱性など、塗料が備えている機能が持続します。また、塗
りムラを防ぎ、よりきれいに仕上がります。

このように外壁塗装は3回の工程に分かれて行われることが一般的ですが、塗料の種類によって、下塗りと上塗りの2回で済むものもあります。

また、下塗り、中塗り、上塗りと、それぞれの過程でしっかりと塗料を乾燥させることが重要です。

ドローンで屋根外装診断

付帯部分塗装(1~2日)

外壁塗装は、広い外壁面だけではなく、付帯部とよばれる箇所も塗装します。付帯部は雨樋、ひさし、軒天などです。外壁塗装を行う際には付帯部も一緒に塗装工事を行うこと
がほとんどです。

点検、手直し(1日)

足場を取り外すまえに、塗り残しや塗りムラ、その他気になる箇所がないか、業者と一緒に塗装の仕上がりを確かめます。気になる点がある場合はやり直しをお願いします。

養生取り外し、足場解体、清掃(1日)

全ての工程が終わったら、足場を撤去し、ゴミなどを片付けます。足場を撤去する際に、外壁に当たって傷がついてしまう可能性もあるので、注意が必要です。基本的に1日あれば終わります。

外壁に加えて屋根も塗装する場合(3~4日)

外壁と屋根の塗装を一緒にする事例はたくさんあります。屋根と外壁の塗装を別々に行う場合は、2回足場を設置しなければならないので、足場の設置台も2回かかってしまいま
す。外壁と屋根の塗装を同時に行うことで、費用を抑えられます。屋根塗装を同時にする場合は、プラスで3~4日かかります。

外壁塗装の工事期間が延びる原因

・建物の傷みがひどい場合

・雨などの天候不順の場合

・日照時間が短い場合

外壁塗装の工事期間を短くする方法

・作業員を増やす

・塗装の時期を変更する

このように、外壁塗装は10日前後が一般的です。1週間以内で出来る等、短い工期で見積もりを出す業者には注意が必要です。中には工程を省いたり、手抜き施工をする業者もいるようなので、見積書の詳細な内容を確認した上で、工期や費用を比較検討することをお勧めします。

ドローンで屋根外装診断

一覧に戻る