エアコンを洗浄しないでいると、〇〇につながる!?エアコンを放置すると起こり得る5つのリスク
エアコンは、夏は冷房、冬は暖房と、一年を通して活躍する家電です。しかし、エアコンを洗浄しないでいると、さまざまなリスクがあることをご存じでしょうか
。今回は、エアコンを放置すると起こり得る5つのリスクをご紹介します。
カビやウイルスの繁殖による健康被害
健康被害の根源:カビとウイルス
エアコン内部が清潔でない状態を放置すると、カビやウイルスの繁殖が進み、これが健康被害の主な原因となります。カビは湿った環境を好みますので、エアコン内部のドレンパンやフィルターはカビの繁殖場所となってしまいます。また、ウイルスもエアコンのフィルターなどに付着し、室内に広がることがあります。
健康リスクの増加
エアコン内部のカビやウイルスが室内の空気中に拡散すると、呼吸器疾患やアレルギー反応のリスクが増加すると言われています。カビの胞子やウイルスの微粒子を吸い込むことで、喉の痛み、鼻づまり、くしゃみ、咳、または喘息の発作が引き起こされる可能性があります。特に、子供や高齢者、免疫力が低下している人は、健康被害がより深刻になる可能性がありますので、注意が必要ですね。
アレルギー症状の増加
アコン内部のカビやウイルスが空気中に拡散することで、アレルギー症状が悪化することがあります。くしゃみ、鼻水、目のかゆみ、発疹などのアレルギー症状を発症する可能性があります。長期的には、アレルギー反応が慢性的になってしまう恐れもありますので、注意が必要です。
これらの事から、エアコンの洗浄とメンテナンスは本当に大切で、健康被害を予防するための手段としても重要な事なのです。
故障のリスク
冷却効率の低下
エアコン内部にほこりや汚れが溜まると、熱交換器やコイルの効率が低下し、冷暖房機能が正しく作動しづらくなります。これにより、エアコンは長時間作動することが増え、過度な使用が故障の原因となることがあります。冷却効率の低下は電力消費量の増加も引き起こし、経済的な損失も考えられますね。
コンプレッサーへの負担
エアコンのコンプレッサーは、エアコンの中で最も重要な部品で、冷媒を圧縮して室内の温度を調整します。エアコン内部の汚れがコンプレッサーに付着すると、過度な摩擦や熱によってコンプレッサーに負担がかかり、故障の危険性が高まります。また、コンプレッサーの交換は高額な修理費用がかかってきてしまいます。
部品の劣化と故障
エアコン内部の清掃やメンテナンスを怠ると、部品の劣化が早まり、故障のリスクが増加します。ファン、モーター、ベアリング、電子部品などが汚れにさらされると、長寿命で効率的に動作することが難しくなります。結果として、エアコン全体の故障が頻繁に発生しやすくなるんです。
これら事から、エアコンの定期的な洗浄・メンテナンスは故障のリスクを最小限に抑えるための措置となります。
電気代が上がってしまう
冷却効率の低下による長時間稼働
エアコン内部の汚れが蓄積すると、冷却効率が低下します。エアコンが室温を快適なレベルに保つために長時間稼働する必要が生じ、その結果、電力消費量が増加します。効率の低下は特に夏の暑い日に多く、エアコンが効率的に冷却できないと、室内温度を下げるために多くの電力が必要となり、電気代が上がってしまいます。
冷媒の循環効率の低下
エアコン内部の汚れが冷媒回路に影響を及ぼすことがあります。冷媒の循環効率が低下すると、エアコンが冷暖房を行うのに時間がかかり、その間に多くの電力が消費されてしまいます。
余分な負荷による電力の無駄遣い
エアコンが汚れた状態で動作すると、内部のファンやモーターが余分な負荷を受けます。これによって、これらの部品の寿命が短縮され、動作時により多くの電力が必要となってくるため、不必要な電力の消費により、電気代が上がりますね・・・・
これらのことよりは、エアコンの掃除とメンテナンスはとても重要です。電気代の上昇を抑えるためにもこまめな洗浄を心掛けましょう。
室内の空気が汚れる
エアコンの内部には、ホコリやカビなどの汚れが溜まりやすい
エアコンの内部には、フィルターや熱交換器などのパーツが密集しています。これらのパーツは、室内の空気を吸い込み、冷やす(暖める)役割を果たしますが、その際にホコリやカビなどの汚れが溜まりやすい構造になっています。
エアコンの内部に溜まる汚れには、ホコリ、カビ、ダニのようなものがあります。
これらの汚れは、エアコンが運転する際に、室内の空気を循環させながら、室内に撒き散らします。考えただけで恐ろしいですね・・・
汚れた空気を室内に撒き散らす
エアコンが運転する際に、室内の空気を循環させながら、内部の汚れを室内に撒き散らします。そのため、エアコンを洗浄しないと、室内の空気はカビ臭い、黄ばみが目立つ、結露が発生しやすい、花粉やハウスダストなどのアレルゲンが舞いやすいなどの状態になってしまいます・・・。
これらの症状は、当たり前ですが、健康や快適な生活に悪影響を及ぼす可能性があります。
エアコンの寿命が短くなる
エアコンの効きが悪くなる
エアコンの内部に汚れが溜まると、空気の流れが悪くなり、冷房や暖房の効きが悪くなります。そのため、エアコンを長時間運転することになり、部品の負担が大きくなります。具体的には、冷房や暖房の効きが悪くなる、エアコンの運転音が大きくなる、エアコンの風量が弱くなるなどの症状が出てきますので、一つでも当てはまったら洗浄が必要ですね。
故障のリスクが高まる
エアコンの内部に汚れが溜まると、カビやダニなどの繁殖が促進されます。カビやダニは、エアコンの内部で腐食や錆を引き起こし、故障の原因となります。
また、エアコンが故障する、電気代が高くなるといった症状も起きてくるので早めの洗浄が必要ですね。
電気代が高くなる
エアコンの効きが悪くなると、冷房や暖房の運転時間も長くなります。そのため、電気代が高くなる可能性があります。
エアコン洗浄は、エアコンの寿命を延ばすためにも、定期的に行うことが大切です。フィルターの掃除は、自分でも簡単に行うことができます。しかし、熱交換器やドレンパンなどの内部の掃除は、専門の業者に依頼することをおすすめします。
エアコン洗浄の頻度は、使用頻度や設置場所によって異なりますが、一般的には、1年に1~2回程度が目安とされています。また、フィルターは、2~3週間に1回程度の頻度で掃除することをおすすめします!
エアコン洗浄の費用は、業者やエアコンの種類によって異なりますが、一般的には、1台あたり10,000円~30,000円程度です。
エアコン洗浄は、エアコンの効きや寿命を保つためにも、定期的に行うことが大切ですね。